私は、こども育脳ごはん研究家であり管理栄養士として

こども育脳ごはん講座」という継続講座を主宰しています。

この講座は

6歳までに9割完成すると言われる脳のために

幼児期の今こそ必要な栄養と料理

そして

親子コミュニケーションから自己肯定感を育むキッチン育児

日常の一部になるまで習慣化させる。

そうすることで

こどもの才能をぐんぐん伸ばせる環境づくりが

「毎日の当たり前」になる!

こんなことが学べる内容になっているのですが

一番は

母と子、相互から溢れる笑顔と温かい時間

そして

ママ自身が自分に自信をもって

母としても、女性としても

一人の人間としてイキイキと、前向きに歩んでいける

こんな変化が得られるのが大きな特徴かなと思っています。

今回はその講座にかける想いの部分を書いてみようと思います。

わが子をかわいいと思えない辛さ

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、

私、子どもが大の苦手だったんです。

(とっても個人的な話で、嫌な思いをされてしまったらごめんなさい。)

そんな人間が出産して子育てを始めてしまったので

新生児のふにゃふにゃでほわほわな新生児を目の前にしても、

「かわいい」

とさえ思うことができなかったんです。

仕方ないからおむつを替える。

泣いていて困るから授乳する。

日々、自分のことは後回しになる一方で

キラキラと自分のキャリアを積み重ねていく友人がうらやましくなり

なにも楽しくない。

楽しいふりをしている自分がいました。

そんな私に、母は

今が一番いい時だね。いいなあ、戻りたいな。

大変だったけれど、なんだかんだ楽しかったよ。

と言うのです。

その時の私にとっては嫌味にしか聞こえず

”じゃあ子育て代わってよ”

とばかり思っていました。

そんなふうに思ってしまう自分が嫌で

周りと自分をいつも比較して焦ったり悩んだりする自分も嫌で

本当につらかったです。

子育てしているんじゃない、親育てしてもらっている

そんな私、今思うと

ひとりで頑張りすぎていたんです。

子どもと、ちゃんとコミュニケーションとろうとしていなかったんです。

こうするべき。

こうあるべき。

そんな呪縛に縛られていたような気がします。

でも、そこから解き放ってくれたのは

娘でした。

一生懸命な目で

一生懸命に私に自分の意思を伝えようとして

一生懸命、成長しようとしている。

そうだ、私は子育てしているんじゃなくて

親として娘に育ててもらっているんだ

そう、気づいた瞬間がありました。

そしてそれがキッチンでのひとときでした。

ひとりじゃないから、前に進める

こどもをキッチンに呼ぶの?!

大変でしかない!

…私も最初はそうでした。

(余計イライラしてました…)

でも、それにはあるポイントがあったんです。

私のキッチンでのノウハウと

エビデンスに基づく子どもの脳への栄養学を

講座に盛り込み、

受講生ママたちに実践していってもらうと…

子育てに前向きになれず

頑張っているのにどこか満たされない

子どもの食に悩む一方で

解決の糸口が見えない

そんなママが

自分に自信を持てるようになり

子育て以外の「自分」を見出せるようになっていったんです

中には

子育てのために一旦辞めた大好きなお仕事への復職を

するかしないか、ずっと悩んでいた受講生ママが

講座後半には面接を受け、お仕事を再開した!

という方もいるんです。

ひとりじゃないから、前に進めました。

受講生ママたちがみんな言ってくれる言葉です。

ママだって、もっと自信もっていい。

次から次へと降りかかってくるハプニングや

分刻みのスケジュール、

本望とは裏腹の子どもの怪獣っぷり・・・

毎日子どものお世話をして、

家事も仕事もして。

母業って世界一ブラックな仕事なのでは?

でも、やっぱり母だから

子どものためにできることをしてあげたい

そんなふうに思うのがママなんですよね。

だから、

もっと自信もっていい!

自分も大切にしていい!

そして、10年先、20年先、

「大変だったけど、あの頃に戻りたいな」

そんなふうに思える子育てを、みんなでしたい。

一人で抱え込まなくて、いいいんだよ

子どものこれでいいの?って不安なところ

今すぐどうにかしたいってところ

一人で抱え込まなくていいんです。

食を整え

子どもと向き合うための心を整え

もっとママとして自信持った姿を

子どもに見せてあげませんか?