幼児期には脳の成長に欠かせない栄養素があるのですが
それをどんなにお料理に盛り込んだとしても、

「食べてくれないんです・・・」

そんなお悩みをよく伺います。

私も同じく悩む母の一人です。

現在1歳と3歳の子育て中であり
育脳ごはん専門・管理栄養士である私が考える、

子どもが食べてくれない、そう悩んだときに見直すこと
を3つの視点からご紹介します。

こどもが食べてくれないんです。

こんなお悩みがよく寄せられます。

😔食べ始めるまでに時間がかかる
😔食べ始めたと思ってもなかなか次に進まない
😔好きなものだけを食べて、苦手なものは手付かず

そんな状況に、ずっと穏やかな心でいられるママは少ないと思います。

「早く食べて〜!」
「食べないならごちそうさまね!」

なんて、ピリピリしちゃって…

その原因は色々あり、解決策も色々とあるのですが、

まず気に留めてみてほしいことがあります。

それが

①ちゃんと空腹な状態で食事をスタートできているか?
②食事に集中できる環境は整っているか?
③盛り付けた量は多すぎないか?

この3つのポイントです。

次から詳しく解説していきます。

ちゃんと空腹な状態で食事をスタートできているか?

空腹は1番の調味料と言うくらい、
お腹すいた!と言う感覚は
おいしく意欲的に食べるために大切

大人だって、そうですよね。

ですから、ここでは

✓食事前にお腹すいたと言われて、おやつを与えていないか
✓おやつの時間が食事時間に近いにもかかわらず、ボリュームあるものになっていないか
✓しっかり体を動かして遊べているか

この辺りをチェックしてみてください♪

お腹をちゃんと空かせてあげることで、食事への意欲が変わってきますよ。

食事に集中できる環境は整っているか?

よくあるのが、食事中のテレビのつけっぱなしです。

大人は見ながらでも食べられますが、
子どもは見始めたらそちらに気をとられてしまいますよね。

テレビをつけているのは大人のはずなのに、
「テレビ見ないでちゃんと食べなさい!」
と怒っていたら、子どもがちょっとかわいそうかもしれません。

その他に、
✓食事のテーブルはきれいに整頓され、おもちゃなどが置かれていないか?
✓食事のイスの高さはちょうど良いか?
✓食事中、足裏がペタッと床や食事イスの板につけられているか?

この辺りもチェックしてみてください。

案外、テレビ以外にも食事に集中できない要因はあるのです。

盛り付けた量は多すぎないか?

頑張って作った料理、
子どもには沢山食べてほしい!

その想い、とってもよく分かります。
(私もまさに日々そう思います。)

でもその勢いで、

わが子にとっては実は多い量を盛り付けているかもしれません。

そこで、できることは・・・

少食なお子さんの場合、初めに盛り付ける量を
思い切って少なくしてみる。

ということです。

おかずが3品ほどあるとしたら、それぞれ1・2口ずつ。
汁物も、それぞれの具材をひとつずつと、少しのお汁を入れてあげましょう。

まずは、盛り付けられたおかずを一口ずつは食べる。
できそうなら、ピカピカにする。

このようにステップを踏みながら

「たべられた!」

という達成感を味わえると、

食事の時間が「食べなさい」と怒られる時間から
「食べられてうれしい」という時間に変わっていきますよ!

まとめ

子どもが食事を食べてくれない。

そう悩んでいる際は
まず3つのポイントからチェックし、
思い当たるところから改善してみてくださいね♪

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!